Hair care clinic40代・50代からの
「⼥性の頭髪ケア」外来
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〜内科専⾨医が考える、⾝体の中から整える育⽑治療〜
年齢とともに「髪の分け⽬が⽬⽴つようになった」「髪全体のボリュームが減った」と感じることはありませんか?これは「びまん性脱⽑症」や「⼥性型脱⽑症(FPHL)」と呼ばれ、40代以降のホルモンバランスの変化や、⽣活習慣、ストレスが複雑に関係しています。
当院では、即効性のみを追求して体に負担をかける治療ではなく、「医学的に安全な薬剤で、⾝体の中から髪が育ちやすい環境を整える」治療を提案しています。
当院の治療⽅針:3つのステップ
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1.髪の「材料」と「エネルギー」を補給する(内服治療)
髪の⽑を作るために必要な栄養素を、サプリメントよりも⾼⽤量な「医薬品」として処⽅します。
・パントテン酸カルシウム(代謝補助):髪や⽪膚の細胞代謝を助け、栄養を届けやすくします。
・L-システイン(構成成分):髪の主成分である「ケラチン」を作るアミノ酸です。お肌のターンオーバーも整えます。
費⽤:1ヶ⽉分 5500円(税込) -
2.ホルモンバランスへのアプローチ(医師による診断後に追加)
上記で効果が不⼗分な場合、男性ホルモンの影響をブロックするお薬(スピロノラクトン)を提案することがあります。
※⾎圧や電解質の管理が必要なため、必ず内科医の診断と定期的な⾎液検査のもとで⾏います。 -
3.頭⽪への直接アプローチ(ホームケア推奨)
頭⽪の⾎流を改善し、発⽑を促す成分として、⽇本⽪膚科学会が最も推奨しているのは「ミノキシジル(1%)」の外⽤です。 当院では⾼額な院内販売は⾏わず、ドラッグストア等で購⼊できる信頼性の⾼い市販薬(リアップリジェンヌ等)との併⽤を推奨しています。
治療の流れと注意点
・期間:髪のサイクル(⽑周期)の関係上、効果を実感するまでに最低6ヶ⽉の継続が必要です。
・副作⽤:まれに胃部不快感や発疹が出ることがあります。体に合わない場合は直ちに中⽌しご相談ください。
・⽣活習慣:睡眠不⾜や過度なダイエットは髪の⼤敵です。内科医として、⽣活習慣のアドバイスも併せて⾏います。
- 美容クリニックの薬と何が違うの?
- 美容クリニックでは、生える効果は強いですが、動悸やむくみなどの副作用リスクがある強い薬(ミノキシジル内服)を使うことが多いです。当院では、長く安心して続けていただけるよう、副作用の少ない栄養療法と、内科的な管理が必要なお薬を安全に組み合わせて処方しています。
- 市販のサプリメントじゃダメなの?
- 市販品も良いものがありますが、当院では『医薬品グレード』の成分を、サプリメントよりも十分な量(高用量)で配合しています。効率よく髪に栄養を届けたい場合は、こちらの処方がおすすめです。
- 白髪にも効きますか?
- 残念ながら、白髪を黒く戻す医学的なエビデンスはありません。ただ、今回処方するパントテン酸やL-システインは、白髪染めで傷んだ髪質をケアしたり、これから生えてくる髪を丈夫にする効果は期待できます。
よくあるご質問
<参考⽂献>
(1) Dietary supplement increases anagen hair rate in women with telogen effluvium.
Skin Pharmacol Physiol. 2007;20(5):220-8.
(2) Low dosage retinol and L-cystine combination improve alopecia of the diffuse type
following long-term oral administration. Hautarzt 1989 Aug;40(8):490-5.
