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AGA(男性型脱毛症)治療
当院では2023年3月17日より⾃由診療においてAGA(男性型脱毛症)のオンライン診療を実施しております。
男性型脱⽑症とは
思春期以降、はやい場合には10歳代から始まり、治療をしなければ徐々に進行するとされています。
日本人では男性型脱毛症の頻度が20歳代で約10%、60歳代で約40~50%頻度は高いです。
前頭部や頭頂部などの毛が軟毛化(細く短くなる)し、額(ひたい)が後退するのが特徴です。
治療
皮膚科学会のガイドラインが推奨度Aで有用としている治療は
- デュタステリド内服
- フィナステリド内服
- 5%ミノキシジル外用
の3つになります。
当院ではデュタステリド(ZA)0.5のみ処方が可能です。
- 治療効果が自覚するまで半年から1年程度要することもあり、しばらく内服継続することをおすすめいたします。
- 1か月おきに写真撮影などすると、治療効果を実感しやすいと思います。
- フィナステリドとの併用はできませんが、薬局などで5%ミノキシジル外用をご購入いただき併用するとより効果が期待できます。
薬剤名デュタステリド0.5(ZA)
5,000円(税込) /月(30錠)
診察料、情報通信機器使用料、送料含む
- 治療の流れ
① インターネット、電話、LINEなどいずれかの方法で当院のご予約をいただきます(オンライン診療予約も可能です)。
② 外来診察もしくはオンライン診察を行います。
③ デュタステリド(ZA)0.5を処方いたします。(オンライン診療の場合は送料120円でご自宅に郵送いたします)。 - 副作⽤
まれですが、肝障害、性機能不全、発疹、頭痛、腹部不快感、乳房障害などが出現することがあります。 - 注意点
他剤と飲み合わせが悪い場合がございます。他院受診の際には必ずデュタステリドを内服していることをご申告ください。
デュタステリド内服中はPSAという前立腺癌の腫瘍マーカーが低値になることが知られています。本剤内服中はPSAの値で前立腺癌を除外できないため注意が必要です。PSAは内服をやめて6か月以内に元の値にもどるとされています。