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【佐久市】持病のある方に受けていただきたいワクチン|COPD・ぜんそく・糖尿病・心臓病の方へ

2026年9月1日

「ワクチンは子どものもの」と思われがちですが、実は持病をお持ちの大人の方こそ、受けておいていただきたいものがあります。
COPD(シーオーピーディー=たばこなどが原因で肺の働きが落ちる病気)、ぜんそく、糖尿病、心臓の病気などをお持ちの方は、かぜやインフルエンザをきっかけに肺炎を起こしたり、持病そのものが悪化したりしやすいことが知られています。ワクチンは、それを防ぐための手段のひとつです。
この記事では、どの持病の方にどのワクチンが勧められるのかを、費用とあわせてまとめました。

なぜ持病があるとワクチンが大切なのでしょうか

肺や心臓、血糖の状態に持病があると、次のことが起こりやすくなります。
・かぜやインフルエンザから肺炎に進みやすい
・COPDやぜんそくの「増悪(ぞうあく)」=症状が急に悪くなる発作の引き金になる
・入院が必要になったとき、回復までに時間がかかりやすい
とくにCOPDでは、感染症をきっかけとした増悪をくり返すと、肺の働きが戻りにくくなることが知られています。ワクチンは、この「きっかけ」を減らすことを目的としています。
日本呼吸器学会のガイドラインでも、すべてのCOPDの方にインフルエンザワクチンの接種が勧められています。また、COPDなど慢性の肺の病気をお持ちの方は、肺炎球菌による重い感染症を起こしやすいことが報告されており、肺炎球菌ワクチンによる予防も重要な手段と位置づけられています。
なお、ワクチンを受けても病気にまったくかからなくなるわけではありません。かかったときに重くなりにくくすること、入院を減らすことが主な目的です。
(参考:日本呼吸器学会『COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2026[第7版]』)

病気別・受けていただきたいワクチン

・RSVワクチンは60歳以上の方が対象です。60歳未満の方でも、18歳以上で持病のために重症化しやすいと考えられる場合は接種の対象になります。診察のうえ医師が判断します。
・持病の状態や、これまでに受けたワクチンによって、お勧めする内容は変わります。上の表は目安としてご覧ください。

秋に受けていただきたいものと、いつでもよいもの

・インフルエンザ、新型コロナ、肺炎球菌、RSV … 流行が始まる前の秋(10月〜12月ごろ)が適しています。
・帯状疱疹 … 季節に関係なく、いつ受けていただいてもかまいません。ただし佐久市の定期接種の対象にあたる方は、年度内に終える必要があります。組換えワクチン(2回接種)をご希望の場合は、1回目を令和9年1月31日までにお受けください。
インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンについては、同じ日に受けても効果が下がらず、安全であることが確かめられています。通院の回数を減らしたい方はご相談ください。ほかの組み合わせについては、日を分けたほうがよい場合もあります。

費用と接種回数

まず、ご自身が佐久市の定期接種の対象にあたるかどうかで、負担額が大きく変わります。

佐久市の定期接種の対象になる方(令和8年度)

帯状疱疹ワクチンの対象は、令和8年度内に 65歳・70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳 になる方です。5歳きざみの対象は年度ごとに移っていきます。
肺炎球菌・帯状疱疹とも、身体障害者手帳1級をお持ちの方などが対象に加わる場合があります。また、生活保護を受けている方、市県民税が非課税の世帯の方は、事前の申請で自己負担が免除されます。

定期接種の対象にならない方(全額自己負担・自由診療)

・大人の方が受けるRSVワクチンには、現在のところ定期接種や市の助成の制度はありません。
・インフルエンザワクチン(注射)の費用は、昨年度の実績で、全額自己負担の方が1回 3,000円、定期接種の対象となる方(65歳以上の方など)が1回 1,000円でした。年によって変わりますので、今年度の金額は接種開始時に院内掲示とホームページでお知らせします。
・新型コロナワクチンも、65歳以上の方などが定期接種の対象となります。2025年度は、佐久市で対象となる方の自己負担は1回 4,000円でした。接種できる期間は秋から冬にかけてと決まっており、今年度の金額と期間は接種開始時に院内掲示とホームページでお知らせします。

定期接種を受けるときの注意点【重要】

・【角田医院分院】は佐久市の定期接種の受託医療機関です。予診票は院内にご用意していますので、事前に市役所へ取りに行っていただく必要はありません。接種券が届いたら、そのままお持ちください。(佐久市以外の医療機関で接種される場合は、あらかじめ佐久市保健センターまたは各支所で予診票をお受け取りください。予診票がないと全額自己負担になります)
・接種を受けたあとに申請して払い戻しを受けることはできません。自己負担の免除を希望される方は、必ず接種の前にお手続きください。
・帯状疱疹の組換えワクチンは2回接種のため、令和8年度中に終えるには 1回目を令和9年1月31日までに 受ける必要があります。
(出典:佐久市ホームページ「帯状疱疹ワクチンの定期接種」「高齢者の肺炎球菌ワクチンの定期接種」いずれも2026年4月1日更新)
制度の内容は変わることがあります。ご自身が対象になるかどうかは、佐久市へご確認いただくか、当院の受付にお尋ねください。

主な副反応(副作用)

どのワクチンでも、次のような反応が起こることがあります。多くは数日以内におさまります。
・注射をしたところの痛み、赤み、腫れ
・だるさ、筋肉の痛み、頭痛、発熱
・関節の痛み
とくに帯状疱疹の組換えワクチンとRSVワクチンは、注射したところの痛みやだるさが比較的出やすいことが知られています。翌日に大事な用事がある日は避けていただくと安心です。
新型コロナワクチンも、接種後の発熱やだるさが比較的出やすいことが知られています。ごくまれに心筋炎・心膜炎(心臓やその周りの膜に炎症が起こる状態)が報告されていますが、頻度はきわめて低く、多くの方は数日でおさまる反応だけで経過します。
まれに、強いアレルギー反応など重い副反応が起こることがあります。接種後しばらくは院内でお待ちいただき、体調の変化がないことを確認してからお帰りいただきます。
接種を受けられない方、注意が必要な方(強い発熱があるとき、過去にそのワクチンで強いアレルギー反応が出た方、免疫を抑える治療を受けている方など)もいらっしゃいます。診察のときに必ずお知らせください。
ワクチンごとの詳しい副反応や、接種を受けられない方の条件は、それぞれのワクチンの記事に記載しています。あわせてご覧ください。

よくあるご質問

Q. 持病があってもワクチンを受けて大丈夫ですか?
A. 持病があること自体は、多くの場合ワクチンを受けられない理由にはなりません。むしろ受けていただきたい方にあたります。ただし、免疫を抑えるお薬を使っている方など、種類によっては注意が必要な場合があります。診察でご相談ください。

Q. かかりつけでない場合でも受けられますか?
A. お受けいただけます。お薬手帳と、これまでの予防接種の記録がおありでしたらお持ちください。

Q. 予約は必要ですか?
A. ワクチンをお取り寄せする必要があるため、事前にご連絡ください。お電話または受診時にお申しつけください。

Q. 佐久市の定期接種は当院で受けられますか?
A. 【角田医院分院】は佐久市の定期接種の受託医療機関です。予診票は院内にご用意していますので、市役所へ取りに行っていただく必要はありません。接種券が届いたら、そのままお持ちください。

ご相談・ご予約

ご自身にどのワクチンが必要かは、持病の内容や年齢、これまでの接種歴によって変わります。診察のときにお気軽にお尋ねください。
【角田医院分院】は呼吸器の病気を専門としています。COPDやぜんそくで通院中の方には、診察の際にこちらからもご案内しています。
ご不明な点は、下記までお電話でお問い合わせください。

【角田医院分院】

住所:【長野県佐久市岩村田3162-36】
お問い合わせ電話:【0267-68-0550】
診療時間午前(月〜土)8:30〜12:00午後(月・火・水・金)15:00〜18:00午後(木)16:00〜18:00休診日:日曜・祝日・土曜午後
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